音羽米の生産
愛知県の東部にある豊川市。
その西側に位置する音羽地区は周囲を山々に囲まれた自然豊かな土地です。
この土地で今から30年ほど前、数人の主婦さんたちが農薬に頼らない安心・安全なお米が食べられないか、とある農家さんを尋ねたところから音羽米の歴史は始まります。
当時はまだ有機農業を行う上でハードルが高く、乗り越えなければいけない問題がいくつもありました。
しかし、美味しいお米作りをしたいという農家さんの熱い想いと、音羽が豊かな自然に恵まれていたこともあり、たくさんの人たちの協力の甲斐もあり音羽米は誕生しました。
今ではそれら安全安心な音羽米を近隣の保育園の給食用にご提供するなど、地域に根差した活動を積極的に進めています。
音羽米の安全対策
◎農薬の使用量は一般的な栽培の3分の1以下
◎穂が出た後は、虫が多く出るにもかかわらず農薬の使用を一切禁止
減農薬栽培を始めて20年以上、地域の方やお米を買っていただいている方々の支えもあり、今では『音羽米』として皆様に愛されるお米に成長しました。
また、長い年月をかけて育ててきた完全無農薬(有機JAS米)の音羽米も年々数量が上がってきており、多くの方々にご提供できるようになりました。
音羽ふるさとMAP
音羽の里では100人を超える生産者が町ぐるみで安全なお米を作り、近くの人たちに食べてもらっています。(地産地消)
みんなが共存して生きていける環境空間を作り守ってゆきたい。安全で豊かな食と安心で豊かな暮らし。
それが音羽米の誇りです。
ソーラーシェアリング事業
私たちは農家が作物を生産し販売といった一般的な活動だけでなく、さらに再生可能エネルギーを利用することによる更に一歩進んだ活動を進めています。
ソーラーシェアリングとは、農地に太陽光パネルなどを設置し、農業と発電事業を同時に行うことを指します。
音羽地区は田んぼと田んぼの間のあぜが比較的広いといった特徴があります。
そのスペースを利用して太陽光パネルを設置し、環境にやさしい電力を生み出し、そのエネルギーを使用して農業にに必要な電力をつくる取り組みをしているのです。
ただ美味しいお米をつくるだけでなく、これからの地球の未来と環境に配慮した活動を行っております。